スプリアス規格 改正 に関しまして・・・

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寝耳に水とはこの事でして、ふとメーカーから「スプリアス規格 改正ってありましてね、」って振られました。
「ん?」早速調べてみました。

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不必要な電波(不要電波)をできる限り低減させることによって、電波利用環境の維持、向上及び電波利用の推進を図るため、WRC(世界無線通信会議)において、無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に関する無線通信規則(RR)の改正が行われました。

国内においては、無線通信規則(RR)の改正を踏まえ、情報通信審議会における技術的条件の審議及び電波監理審議会における関係省令の改正案の審議を経て、無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に係る技術基準等の関係省令及び関係告示が改正され、平成17年12月1日から新たな許容値が適用されています。(経過措置として、平成34年11月30日まで旧許容値の適用が可能となっています。)

これらの背景により、旧スプリアス規格(不明なものも含みます。以下同じ。)の無線設備については、その使用期限が平成34年11月30日までとなっています。
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↑上記 総務省電波利用ページより抜粋

要は、弊社お取り扱い品の中では300MHz/400MHz/800MHzなどのワイヤレス機器のうち発信機側(マイク)が該当します。

まだご使用中の可能性が高い製品としては下記などが考えられます。
*下記は一例です。
TOA 800MHzB帯代表製品として
ワイヤレスマイク ハンド型
■WM-1200
■WM-1210
ワイヤレスマイク タイピン型
■WM-1300
■WM-1310
ワイヤレスガイド用 送信機
■WM-110

ユニペックス 300MHzC帯代表製品として
現行品の製品もございます。ご購入時期により一部の認証番号が旧規格になる製品が混在いたします。下記にあるPDFを参照してシリアルチェックが必要になります。
ご不明な場合ご気軽にご相談ください。
ワイヤレスマイクロホン
■WM-3000
ワイヤレスマイクロホン
■WM-3000A
ワイヤレスマイクロホン
■WM-3100
ワイヤレスマイクロホン
■WM-3120
ワイヤレスマイクロホン
■WM-3400
ワイヤレスマイクロホン
■WM-C301

他 多数ございます。
お問い合わせください。

スプリアスについて法律で許容範囲が定められていまして、平成17年12月1日に改正したそうです。
この施行により平成34年11月30日以降は以前の規格のものは許容範囲を超えてしまう為平成19年12月以前に製造された旧スプリアス規格無線機器は使用できなくなります。
その為対象となる無線機器においては、新スプリアス規格の製品へ買い替えが必要となります。
また、重要なのはこの規定には罰則があります。
旧規格の特定小電力無線機器を使用期限を超えて使用した場合、電波法違反になり、罰則・罰金(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)の対象になります。
※使用期限を過ぎた場合、所持しているだけで電波法違反となる場合がありますので、ご注意ください。

ご不明な点やご質問等 お気軽にご相談ください。

TOA 本件に関する PDF
ユニペックス 本件に関する PDF

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